春のキャンプ

写真の整理をしていたら、春に行ったキャンプの写真が出てきた。
それは、教会主催のレインボーコネクションのキャンプ。マキキ教会との交流のために、
はるばる高知から約20名の土佐塾中学と高知大学生と引率の先生が来られた。
土佐から奥村先生がハワイに来られて創立されたのが、このマキキ教会。
今年で創立104年。当時の日系移民の心のよりどころとなり、
建物の外観から“ハワイの高知城”とも呼ばれている。
今回のキャンプは7年生以上の子供達が参加可能ということだったが、
親の引率があれば7年生以下もいいということで、我が家は一家総出で参加した。
とはいうものの、一応ボランティア要員としての参加である。
まあ、たいしたボランティアはしていなかったのだけど、
そこに大人がいるということが、大切だった。ほとんど、大学生がキャンプをリードしていて、
思春期真っ盛りの中高学生がだんだん心を開いて交流していく。
英語しかわからない子、日本語しかわからない子、バイリンガルの子、
通訳も日本語訳が強い子、英語訳が強い子、それぞれ自分の力を生かしての場だった。
いつも家でコンピューターゲームばかりしている我が子たちも、
自然と親しみ身体を思いっきり動かして、こちらも見ていて気持ちがいい。
タマキは、皆に可愛がられ、自己紹介では、
Talkative Tamaki(おしゃべりタマキ)ですと言っていた。
どこで「Talkative(お喋り)」と言う言葉を覚えたのかと訪ねると、いつも学校で先生に「Talkative Tamaki ! Stop talking.」と言われているという。

Tent     In_the_tent

さてさて、Policeのジャケットを着たのは、ヒロゴロのどっちだろう?
ゴロウっぽいけど、オレンジのクロックスは、ヒロのだから、ヒロ?
双子って写真だとホントに良く似ている。
双子をもつ先輩からは、何年が経つと忘れてしまいがちだから写真に書いておいた方がいいよと忠告を受けたので、幼い頃の写真は、HとかGとかイニシャルで印をつけていた、
確かに印象深いお洋服の色で、どっちがどっちとわかったりするが、本当にわからないくらいに似ているのもある。
書いておいてよかった。

さてさて、この写真、どっちかな?

Police

飯島寛子

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おやつ

なんだか、エンジンがかからない月曜日。
タマキを連れて家に戻ると、マウイ発のKrispy Kremeのドーナッツが1箱(確か、東京の新宿にもオープンして長蛇の列でしたよね)、ダイニングテーブルの上に置いてあった。

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「うわー、ドーナッツ!」
なんとコナツからのお土産だという。
コナツのお友達がマウイ島に行くというので、お金を渡して頼んでいたらしい。
これを中学校で受け取り、家にもって帰って来た。
タマキが、「ひとり2個ずつだって・・・」と、
おいしそうなチョコがのったドーナッツをお皿に載せる。
ヒロが、「ママー、コナにお礼を言ってね」と言っていた。
なんだか、意外なサプライズで、嬉しい。
「コナツ、頂きまーす」
お気に入りのマンゴーティーと一緒に頂き、ほっと一息。
これで、夕方に通っているジムナスティクに通うパワーがでた!
コナツもすっかりお姉さんになったもんだなー。

Photo_2


飯島寛子

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レインボー学園卒園式

3月15日、カイムキ高校のオーディトリアムでハワイ日本人学校の幼稚部の卒園式があった。タマキが毎週土曜日に通う日本語の幼稚園だが、日本式の卒園式に感動! 
お花はレイで、キャンディーレイなどもあるなど、そこはハワイ式だが、4人の子供がいる私でも初めての経験だった。
国歌斉唱も日米両国歌、そして私の大好きなレインボー学園の校歌。
これを聴くとなぜが涙ぐむ。
「虹の島ハワイ レインボーレインボー♪ 日本にとどけ この歌声♪」
「空(てん)まで届いているよね」と想いながら、熱いものがこみ上げる。

三脚立ててしっかりビデオを撮ってあげた。
「イイジマタマキくん」
「はーい」
とちょっと緊張して照れくさそうに歩くタマキは、卒園証書を校長先生から受け取った。

Photo

大きくなったなぁ。

「ママ、感動して涙うるうるしたよ」とタマキに言うと、タマキも「僕も泣いたよ!」と。

「本当? なんで?」
「だって、校長先生のお話が……」
「感動したの?」
「うん」

これから、この日本人学校の小学部に入学して何年通えるのだろうか。
現地の学校と土曜日だけの補習校との両立は、親も子供も並大抵の努力じゃすまない。

だからこそ、迎える卒業式は、親も子も頑張ってよかったと思える最高の一日になる。


長女のコナツはグアム時代に日本人学校補習授業校(土曜日だけ)に小学1年と2年、
そして、日本の小学校に3年と4年の1学期に通った。双子のヒロゴロは、日本の小学校1年と2年の1学期のみ。
3年半前にハワイに引っ越してきてからは、パパの看護とすっかり忘れてしまった英語圏の生活復帰に必死だった。気づいたら、コナツ、ヒロゴロの日本語学習がおろそかになっていたのと、日本語学校に入るタイミングを逃してしまった。
年齢的な問題で日本語を一番忘れてしまいそうなタマキは、レインボー学園に行ってもらうことにした。土曜日に一人だけ通うのがとても難しく、「ヒロゴロは行かないのにずるい!」と、毎週大変だった。時には皆と楽しいところへ行くためにお休みすることもあったが、「タマキはラッキーなんだよ!」と励ましながら、なんとか卒園までできた。
続けていて良かった。
細くてもいいから長く行きたいものだ。
上の子3人は日本領事館から日本の教科書を頂き、思い出しては教科書を読んだり、漢字を書かせたりしているが、これがなかなか続かなくて、教科書が新品のままのものもある。
一方、アメリカの教科書は、とても分厚くて重い。そして、日本のように教科書が一人一人にある訳でなく、学校に置きっぱなしで学校で使う。その状態で何年も順番に使う。
日本は、毎年一人に1冊ずつ新しい教科書を頂けて、なんて恵まれているのだろう。
親になった今、改めて日本の教科書を読むと、良く出来ているなあと感心してしまう。


ところで、我が家の4人の子供達は、状況も性格も個性も違うし、皆同じようにはいかない。
皆が違いを認め合って、お互いを励ましあい、助け合い、補えあえばいいと思う。
色々な役割の人がいるのだから。
それぞれが、自分の器で満足できればいいと思う


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飯島寛子

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夏樹メモリアル

あれから3年……。
日本から八王子のおかあさんがハワイに来ているので、牧師先生ご夫妻とS子姉さんご夫婦、そして鈴子先生など、夏樹の旅立ちに直接立ち会ったごく少人数だけで、ディナークルーズに乗り、ダイヤモンドヘッド付近でお花を捧げた。
朝からたくさんの方々からメールやお花、そしてお花料を頂戴し、本当にありがとうございました。

昨夜から寝付けず、夏樹が幾度となく夢に登場してきた。
私たちを待てずに独りでよろよろと映画館に行ってしまい、後から私達も映画を観に行こうとついて行くと、「あれ? 寛子達も来たの?」と言ってみたり、お腹が苦しそうで、吐いている姿だったり……。
「どうして苦しんでいる姿ばかり夢に出てくるのだろう?」と、同じ経験を持つ友人と話していた。

さて、スター・オブ・ホノルルのディナークルーズ。
友人の好意でVIP席に……。
ショーステージの前でジャズライブを聞きながら食事、そして高さ60フィートの展望デッキから眺める感動的なサンセット。
途中、船の後部デッキから、黒田先生の聖書の御言葉と祈りの後、お花を捧げる。
天国の夏樹へ……。

体格のいいヒロ・ゴロは、ロブスターに驚き、怖がって格闘していたが、くじらを見たり、コーストガードの船を写真に撮ったり、久しぶりの船を楽しんでいた。
全く喋らなかったコナツだったが、ショータイムの時に「カメラ貸して!」と言いに来たのには驚いた。
「ああー、ぶすっとしていても、ちゃんと楽しんでいるんだー」と、ホッと一息。
実は、いつも家のラナイから見えるこの船に一度乗ってみたかった。
これも夏樹からのプレゼントかな。ありがとう。

帰宅してから、『Life 天国で君に逢えたら』のDVDを2回も観てしまった。



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朝焼け


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4人の子供達

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八王子のおかあさんと牧師夫人とタマキ


飯島寛子


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DVD上映会

私の手元にも「Life 天国で君に逢えたら」のDVDが届いた。
メモリアルバージョンだ。特典も盛りだくさんで、ケースも美しい。
「なんか、素敵だなー」
ひとり落ち着いて観ると、新たに熱い想いが湧き上がる。
大沢さんや美咲さんの演技も勿論、なにげない美術の小道具一つ一つも懐かしい。
「風の歌を聴かせて」のメロディーも心にしみる。
こんなに残してくれて、私はなんて恵まれているのだろう。
改めて愛情を感じた。
夏樹、ありがとう。皆、ありがとう。

さてさて、「ガンに生かされて」によく登場した、S子姉さん夫婦と鈴子さんとで、我が家でDVD上映会をした。
一日の営みの締めくくりに、パジャマ姿で夜9時集合。
DVDを観ながら、夏樹の最期のお見送りのことを皆で鮮明に思い出し、語りあう。
「救急車を呼び、家の中で処置が始まったとき、背の低い鈴子さんが、点滴もってくれていたね。S子姉さんは、リビングで泣きながらお祈りしてくれていたね」
涙腺が緩んでしまった。

そして一番の宝物、夏樹が残してくれた人と人とのつながり。
この「つ・な・が・り」が生きていく上でとても大切に思う。
映画関係者の仲間も加わって、ひとつの家族になった気がする。


飯島寛子

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お尻ペンペン

コナツの歯の矯正のCheak upのアポイントメントがあり、タマキも連れて歯医者に行った。
待合室で、うたた寝をしている私の横で、宿題のための本読みをするタマキ。
アラモアナビーチが見えるこのビルから、タマキがビーチに行きたいとせがむ。
コナツに「たまには付き合ってくれない?」と言うと、
最近ちょっと思春期のトンネルを抜けかけたコナツが承諾してくれた。
Kewalo Basinに近いアラモアナビーチ。
先日もこの場所で、タマキがしつこく蟹とりにチャレンジしていた。
その時になかなか捕まえられなかったことをコナツに言うと、ささっとビーチへ行って、
ものの数分で蟹を捕まえてきてくれた。
蟹探しに夢中になっているコナツとタマキの前にはビーチバレーで盛り上がっている人、
沖にはサーフィンやカヌー、そしてその向こうにサンセット。
仕事帰りにサーフボードを持ってくる人の姿を見て、ハワイだなーとしみじみ思う。
マノアからの風が冷たくて、車の中から2人を見ていた。微笑ましい。

そろそろ帰ろうかと声かけると、引き際の難しいタマキが駄々をこねだし、
久しぶりに悪い子になり、言うことを聞かなくなった。
砂のついたクロックスを洗って来なかったりして、タマキに手を焼く私。
最後にタマキが車を蹴飛ばしたので、もう私はカチン!ときてしまい、
家に帰ったらお尻ペンペン!決定。
あんまり大声出していたので、周りの人に注目されてしまった……。
幼児虐待に見られてしまったかな?
さてさて、帰宅し、「お尻を出しなさい。すぐに出さないと2発になります」と言うと、
可愛いお尻を向けてくる。
ピシャー(あたたたー、私の手の平も痛い)。

コナツやヒロゴロが、「車を蹴ったのは悪いね」と口々に言う。
コナツが、「タマキ~、もしパパがいたら、もっと痛いよ。ママで良かったよ!」
「そうだよ、パパのは痛い」とヒロゴロも賛同した。
皆パパにお尻叩かれていたぬくもり覚えているんだぁ。
なんだか嬉しい。
そんなことで感動する私だったが、
タマキは、パパにちょっと叩かれてみたそうな表情だった。

飯島寛子

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A Happy New Year 2008

今年も宜しくお願いします。

今年の年末年始は、友人と一緒におせち料理を作った。
大晦日には、お料理上手の姉さんから毎年恒例のかき揚げを頂き、年越しそばも食べる。
クリスマスプレゼントに頂いた、サンヌードルの若菜そばは美味しい。
そして、毎年年末を一緒に過ごす友人家族が花火を持ってきてくれて、道路で花火をする。ハワイのカウントダウンは、花火、花火、花火。
ワイキキとアロハタワーからカウントダウン花火を見ながら、民家で響き渡る爆竹音を聞き、新年を迎える。
夏樹がいなくなってからは、毎年このような年末年始。
2008年スタートだ。
この時期は1年を振り返り、そして新しい年の目標とか考える。
さて、子供たちに「今年の目標は?」と取材する。

(コナツ)
Don’t procrastinate.
「日本語で!」と言うと、「ラストミニッツで全部やらない。宿題とか準備とかぎりぎりでしょ」
とのこと。

(ヒロ)
スポーツをもっとやる。フットボール、もっと上手くなる。

(ゴロウ)
恥ずかしいことをがんばってやること(→その結果楽しくなるそうだ。たとえば餅つきなど……)あと、痩せること。  

(タマキ)
宿題。ずっとスポーツする。ママのいうことを聞く。皆にちょっかいださない。野菜を食べる。

皆、おかしい。「頑張ってね」と励ました。

さて、私は……。

積極的に何でもチャレンジ!
求めて探してドアを叩こう!
与えられた仕事を一生懸命に取り組む。
怠けない!(休息は必要だけどね)

もっと具体的なことは、心の中に閉まっておきます。

皆さんは、どんな目標ですか?
今年も宜しくお願いします。

飯島寛子

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Key Person

私達には、人生に転機を与えてくれたキーパーソンの方が数人いる。
その数人の中のひとりで、グアムへ移住する時と、日本へ帰る時、決断するきっかけとなった方が、ご夫妻でハワイに見えた。
一昨年の夏樹の身内だけの記念会以来、久しぶりの再会。
思い起こせば、本当にお世話になっている。
人生の先輩として、まだまだひよこだった私達を一歩離れて指導してくださった。
このSさんがいなければ、今の生活もないだろう。
「夏樹君は決断が早かったね。でも判断がつく前に決断してしまう」とSさんに言われ、深くうなずき、思わず苦笑い。
夏樹は、本当にそれが適切な判断かどうかを考える前に決断し行動する。それが最善になることもあるが、当然こけたりもする。
でも、たとえこけたとしても、今となってはよしと思うことにしている。
夏樹の表面的な部分だけでなく、深い部分もよく知っていてくれて、正直驚いたが、同時に嬉しかった。
じっくり判断や分析したら、逆になかなか行動に移せなくなったりもするが、夏樹は目標に向かって一心に走る。
日本のがんセンターからハワイに移住してきたのも、夏樹だからこそなせた技だった。

最後にSさんが「一番驚いたのは、グアムのあのジャングルのビーチフロントの一軒家に引っ越した時だ」とおっしゃった。
人生で、Key Personに出逢わせてくれた神様に感謝したい。
いつまでも大切に付き合っていきたいと思う。
行ってみたかったパークホテルの和食レストランで、Sさんご夫妻と楽しい時間を過ごした。

飯島寛子

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腹式呼吸

ある休日、クリスマスに向けて家族写真を撮ろうということになったが、子供たちのまとまりが悪く難しくなってしまった。
夏樹が目に見える姿を消してからというもの、クリスマスの家族写真は全くやる気が起こらなかったので、イラストにしたりしていた。
子供たちも皆、夏樹に似たせいか、写真嫌いで非協力的。
本当は、カイルアビーチとかで撮ったりしたいが、夏樹の写真を持って出かけるのが非常に悲しい。夏樹の写真なしも寂しいし……。
結局、Blue Heavenカラーの小夏の部屋でパパの写真を持って、日本から来ているグランマにシャッターを押してもらったが、些細なことで喧嘩になってあえなく失敗。
まあいいかなーと思った写真は、ゴロウがふざけた顔していたり、比較的良かった写真を勝手に削除したりするから、私が怒りだす。
しまいには、グランマの撮り方が悪いだの、言い争いが始まり、関係のないことまで持ち出すことになり、険悪度は増すばかり。
家族の心がひとつにならなくて、ぐちゃぐちゃになってしまった。
ただ写真を撮るという簡単なことなのに……。
結局、また次の機会に撮り直しということになった。
5人集まれば、小さな社会だとつくづく感じた。
その後、怒りが収まらなかったが、コンドのロビーでひょっこりお友達に出くわした。
事のいきさつを話すと、
「いいこと教えてあげる。この前子供の事でカウンセリング受けた時に、怒った時は腹式呼吸をするといいよって言われた。たいていの怒りはおさまるらしいよ。」
なるほど、脳にたっぷり酸素が行き渡り落ち着くのかー。
さっそく、実践。まずまずだ。
なにかの本に「天才とはあたりまえのことを再発見することだ!」と書いてあったが、腹式呼吸も意外な再発見だった。

飯島寛子

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メリー・クリスマス!

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