今頃、気づいた……。

 先日、本棚から夏樹が大切にしていた大好きな先輩の本を手に取った。
先輩とは図々しいが、100年だか200年前に生きていたヒルティーさんの本。
同じ本が3冊ずつ2種類あったので、悩んでいる友人に貸そうかと思い、取り出す。
本のカバーの中に、「To:Kona From パパ 3/22/03」 と書いてあった。
素晴らしい!
次の本には 「To:Hiro」 「To:Tamaki」 と書いてある。
「マズい、ゴロウのがない」と思ったら、もう一種類の本には 「To:Goro」 「To:Tamaki」と。そして、残りは夏樹本人のものだった。
夏樹はそれぞれ性格などを考えて、本の種類を選んだんだと思う。
パパ、ありがとう。そして、今頃気づいてごめんね。

でも、しっかり日本語教えないと、この本も読めないし、パパの残してくれた本だって読めない。
英語も日本語も、中途半端なセミリンガル状態の我が子達。
「うーん、これは親の責任だ」と実感し、新たな気持ちになった。
この本、あまりに大切だったから、結局友人には貸すことができなかった。

飯島寛子

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ありがとうございます。

 先日、このブログに初めて書き込みをさせていただきましたが、こんなに多く方々から応援メッセージをいただき大変驚いているのと同時に、非常に感謝いたしております。きっと天国の夏樹も喜んでいることと思います。
 これからもこのブログで書き込みを続けたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

飯島寛子

追伸
 今後は“夏樹への手紙”というような体裁の書き込みになることがあると思います。

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飯島ファミリーを応援して下さる皆様へ

ご無沙汰してます。飯島寛子です。皆様からの温かいご声援、いつも励みになっております。また、多くの方々に夏樹が書いた小説とエッセイをご購入いただき、誠にありがとうございます。この場を借りまして深く感謝申し上げます。

family


さて、最近「その後どうですか?」といった書き込みやメールを多数をいただいておりましたので、飯島家の近況もお知らせしなくてはと思い、このブログで書いてみることにしました。

私も今日で38歳になりました。愛する夫を天国へ見送ってから、もうすぐ8カ月。ここハワイ・オアフ島に来てから夫と過した6カ月という時間よりも、夫を見送ってからの方が長くなってしまいました。そう考えるとなんだか淋しいですが、これからの道のりはもっと長いですね。

こちらで書類などを書いていると、時々おやっと思うことがあります。それは、「Widow(未亡人)」というところにチェックをつける時です。「うーん、信じられない。確かにあの時天国へお見送りした。でも、本当だっけ?」と夏樹に話しかけ、夏樹も色々な形でサインをくれます。時には、それが虹だったり、風だったり……。
私は、それを感じられる大きな樹の下に立つととっても癒されます。

4人の子供達は、元気で何よりです。夏樹がいる時からひとつひとつ事実を話していたので、パパが病気になり、天国へ行ったことを素直に信じて受け入れています。友人の方々からの差し入れなどをハイエナのようにガツガツ食べているせいか、日本にいるときよりひと回りもふた回りも大きくなり、なんだかすっかりハワイローカルになっています。

長女のコナツは11歳。この秋から6年生でミドルスクール(中学生)、双子のヒロとゴロウは9歳で小学4年生、三男のタマキは今年もモンテッソーリ幼稚園に通っています。要領の悪い私は、4人のスケジュール管理でてんやわんやの毎日ですが、子供たちが貰ってくる学校のプリント類の英語も、拒絶反応せずに随分目を通せるようになりました。今までいかに夫に頼っていたかを実感する今日この頃です。

最近、私はフラダンスのお師匠さんこと鈴子さんのゴスペルフラダンスのクラスに行くようになりました。クリスマスコンサートに出場するために練習中です。踊るのがとても楽しく、いつのまにか嬉しくなり励まされるので不思議です。「寛子は僕が天国に行った後の喪失感からどうやって解放されていくのだろうか?」と心配してくれていた末期ガンの夫に、「そうだ!寛子はフラダンスをやったらいいよ!きっと慰めてくれるよ」と言われていました。あの時夏樹が言ってたとおり、ゴスペルフラダンスのクラスに通い始め、元気を頂いてます。秋らしくなったハワイの風の中、暇さえあれば無意識に波打つようにフラダンスの手を練習しています。

これからも天国の夏樹を安心させられるよう、そして時には笑わせられるように、4人の子供たちと力を合わせながらハワイで過ごしていくつもりです。今後とも飯島家を末永くお見守りくださいますよう、お願い申し上げます。

それでは、また。

飯島寛子

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飯島寛子さんが当ブログに登場します。

2月末に夏樹さんが天国に召されて以降、様々な反響を考慮し、ご家族のメディア等での露出を極力控えさせていただいておりました。あれから半年以上が経過し、寛子さんや子供たちの心にもある程度余裕ができ、生活も落ち着いてきたことを受け、寛子さんから「心配してくださってる皆さまに、きちんとこちらの現状をお知らせしたい」との提案を受けました。
そのため、10月13日(木)より、今のハワイでの生活や夏樹さんとの想い出、あるいはガン患者の妻として経験したことなどを不定期で綴ることになりました。「10月13日」という日付には意味があるのですが、それは10月13日の原稿をお読みになっていただければお分かりになると思います。
今後とも、当ブログと「飯島夏樹のHeaven's Waves」をよろしくお願い申し上げます。

新潮社 担当編集者 タロイモ

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「飯島夏樹のHeaven's Waves」にて、「週刊女性」の「人間ドキュメント」の記事を掲載。

去る9月13日に発売となった「週刊女性」(9月27日号)の「人間ドキュメント」で、夏樹さんの奥様・寛子さんとお子さんたちが登場しました。飯島家を応援してくださる皆さまから温かいご声援をいただき、寛子さんも大変喜んでおりました。また、お読みになれずに残念な思いをされている方も多くいらっしゃることをこのブログで知りました。そこで、「週刊女性」編集部のご了解とご協力のもと、新潮社HP内の「飯島夏樹のHeaven's Wave」にて、その記事全文を掲載させていただくことになりました。読みのがしてしまった方はもちろん、すでにお読みになった方も、以下のサイトにお立ち寄りください。

http://www.shinchosha.co.jp/natsuki/index.html

新潮社 担当編集者 タロイモ

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