年下の男性
最近やっと、“インターネット依存症”的なことからも解放されつつある(ように思える)。
というのも、夏樹が命を削って出演したドキュメント番組を、一人で振り返って見ることができたから。
彼のお墓である、ダイヤモンドヘッド沖の散骨シーンも見た(前にコメントで質問がありましたが、夏樹のお墓はダイヤモンドヘッド沖の海です。お参りしたいとのお気持ち、大変ありがたく思いますが、海は全部つながっているので、日本でもハワイでも海があればそこが夏樹のお墓だと思ってます)。
その時に映っていた子供達が、この2年で随分大きくなった。
“大きな子供”というより、“小さな大人”という感じ(特に双子のヒロ・ゴロは、どうしてこんなにブクブクしてきたのかと驚く)。
ふとしたことから、身体だけじゃなくて、心も大人になりつつあるのかなと思うことがある。
このあいだは、夏樹によく似ているゴロウの言葉にびっくりした。
「心強いな~」と思いながら、時々年下の男性と一緒にいるような気分にもなる。
楽しいし、やっぱり可愛い。
この子供達を傷つけたり、悲しませたりしたくないと心から思う。
だから、「ねぇねぇ~」と話しかけられたら、手を止めて「何?」って話を聞いてあげようと心掛けている。
親を必要としてくれるのは、あと数年のことだもの。
そのうち無視されるんだろうし……。
最近、巣立っていく子供を持つ身近な母親の姿を見て、本当にそう思う。
思春期に入ったら、特に男の子は、母親ではなく父親を必要とすると、何かの本で読んだ。
だから、「ママに言えないようなことで困ったことがあったら、××のおじさんとかに相談してみてね」などと今から教えている。
前もって教えておかないと、子供って意外にわからないものだから。
昔グアムに住んでいた頃、コナツが初めて運動会に出るという時、「リレーでバトンを落としたらどうするの?」と聞いてきたから、「拾って走るのよ! その場で泣かない」と答えたことがあった。
何でも、一つ道を教えておいたら、何かあったときの助けになるだろう。
飯島寛子
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