夏休み

夏休みがあっという間に過ぎていく。
こちらでは6月と7月が夏休み。
学校によっては、8月も休みのところがあるが、そろそろマーケットには、新学期に備えて、Back to Schoolという文房具セールの看板がたち並びはじめた。

夏休みが始まった頃、友人達が次々に帰国して寂しかったが、我が家はいつもと違う事をしようと試みた。
コナツは、違う中学のバンドのクラスに入り、トランペットの練習に励む。私が車で送り、帰りは友達とバスに乗って帰ってきて自由時間。ハワイでバスに乗るのに少し慣れてきたコナツに憧れて、タマキが「バスに乗りたい」といつも言っている。
双子のヒロゴロには、体力を消耗してもらわないと困るので、朝からマノアにあるサマースクールに通わせ、午後はバスに乗ってサマーファンのアクティビティーに行かせた。ゴロウが「まったく夏休みって感じがしないから、来年はサマースクールに行きたくない」と怒っていたなぁ……。
タマキは、モンテッソーリの幼稚園のサマースクールに行き、色々な体験をしてきた。加えて、週2回は幼稚園からマノアにあるスイミングスクールにも通い、最終日には、スターウォーズの曲に招かれて表彰台へ。ご褒美のメダルをいただいた。
この時期は、日本のインターナショナルスクールへ通っている子供達が、短期留学してきてサマースクールに参加するので、新しいお友達ができる。

我が家にも友人の息子さんが3カ月ホームスティーに来ていて、子供達が大喜び。
かなり騒がしくなっているが、掃除好きのグランマも来ているから、家の中はいつも綺麗で気持ちがいい。
夕方は子供たちを連れてコンドのプールへ行き、私はプールサイドでウトウトすることが多かった。
が、皆が学校へ行っている間は、実はこっそり勉強をしている。
人の役に立って、暮らせていければいいなぁ。
新しい風が吹いてきた。


飯島寛子

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初めてのキャンプ

「ヒロゴロたちが楽しみにしていたサマーファンのキャンプの申し込みをし忘れたっ!」とがっくりしていたら、友人からキャンプのお誘いがあった。
「正直、いろいろと面倒だなぁ~」って思っていたが、子供たちのためだと思い、私も行く事にした。

場所は、ポリネシア文化センター先の海の目の前のMalaekahana State Park。
実は今回が私にとって、初めてのキャンプ。今までは、キャンプといってもキャビンに寝ていたので、こういう本格的なテントでのキャンプは初めてだった。
本当は、コオリナリゾートとか近場のホテルに1泊小旅行で、ゆっくりしたいというのを夢見ていたが、我が家の家族構成では少々難しい。やっぱりテントでキャンプなのだなぁと納得……。

グアムの台風を経験している私にとっては、水のシャワーや電気なしの生活はへっちゃらと高をくくっていたが、初日で水シャワーにめげてしまった。それでも、2日目は海で遊んだあとの勢いで水シャワーを浴びた。
お借りしたテントは大きくて、2ベッドルームという感じ。仲間の中では一番大きなテントで、それを羨ましがったヒロゴロの友達もお泊りにきて、計8人で寝た。

夏樹の自然療法の本に載っていたとおりに、「砂療法」と称して、砂の中に埋まって身体の毒素を出す。
グアムの家の前のビーチで、5時間埋まっていたのを思い出した。今回は2時間くらいで断念したが、それでもお肌がツルツルになったようで気分がいい。
コナツは、波が荒いにもかかわらず、シュノーケリングやカヌーで楽しんでいた。さすが夏樹の娘!
時間に追われないキャンプ。腹時計で、皆で分担して食事を作り、夜はキャンプファイヤーの火にあたりながら寛ぎ、燃える火を見て癒された。
タマキは、樹につるしたブランコが気に入り、その運動神経をいかしてずっとブラブラ揺れていた。こちらも、さすが、夏樹の息子!という感じだが、ほとんどおサルにしか見えなかった。
結局、子供たちよりも誰よりも、私が一番愉しんでいたかもしれない。

飯島寛子

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