心の中を磨きなさい
久しぶりに泣いた。
最近ハイパーな程元気だったが、久しぶりに落ち込んでしまった。
子供達の教育やしつけなどで考えこんでしまう時がある。
「女親だけだと、相当気合いを入れないと甘いなぁ」と感じる。
夏樹からの手紙にも、「子供達には一貫性のあるやさしさと厳しさでお願いします」と書いてあるが、どうしても甘くなってしまう。
自分の行動を客観的に見ていると、とても厳しいことは言えない……。
先日、ふと昔の友人を思い出した。
今彼女は離婚してしまい、家族がバラバラ。
当時寂しかったのだろう、綺麗に着飾って買い物に狂っていた。
子供の誕生会は、今にも崩れそうな家族が盛大に盛り上げていたが、「お父さんとお母さん、どうして仲良くないの!」という子供の声が聞こえた。
金銭的には恵まれた環境に囲まれていたけど、彼女の子供の表情は笑顔の中にもどこか寂しさが漂っていた。
今遠くに住んでいるその友人を思い出したら泣けてきた。そして気づいた。その友人や子供のように、私も寂しいのかな……。
数日前、アラモアナのMacy’sの割引クーポンを持ち、買い物に行って洋服を何着も試着して、わくわくして帰宅した。
でもやっぱり虚しい。
夏樹は常々、「心の中を磨きなさい」と言っていた。
何かで埋めようとしても、やっぱり心を光に向けないと満たされない。泣いてお祈りして、立ち直った日だった。
飯島寛子
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