パパのぬくもり

「ねぇ~、パパが焼かれて骨が粉々になったでしょ? 海にまいた時のあの袋、そのままあるかな~?」

カハラモールからの帰り道、眩しいサンセットを浴びながら運転していると、助手席にいたゴロウがいきなり話しかけてきた。
「えっ? 海に溶けるって言ってたよ」
「ふ~ん……」
沈黙の後、
「なんか信じられないね、パパがいないの」と私。
「うん。信じられない。なんか、死んでその後、箱からすっ~とぬけて、パパはフランスとかにいたりして!」
ゴロウは元気よくそう言った。
「私もそう思う、どこかにいそうだね」
「日本の火葬場みたいに焼かれたところ見ていないし。なんか信じられないよね」

突然の話に驚いたが、ゴロウもパパが天国に旅立って2年経った今でもそのことが信じられないようだった。

「でも、そばに感じるよね~」

Photo_21


飯島寛子

| | コメント (32) | トラックバック (4)

お知らせ

映画『Life 天国で君に逢えたら』公式サイトはこちらから

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37651/14664219

この記事へのトラックバック一覧です: パパのぬくもり:

» きままに日記 [NEW COAT OF PAINTから]
日記を書いたらトラックバックしてみてください。 今日一日の面白かった事、楽しかった事。... 続きを読む

受信: 2007/04/27 22:09:37

» 【332】 8・25 天国で君に逢えたら [goodgirl's Diaryから]
以前からこのブログで書いてきた「天国で君に逢えたら」のロードショー公開が、ついに決定したなりね! Life 天国で君に逢えたら 4月の海寒さこらえてロケ 飯島寛子さんインタビュー 原作は、肝細胞がんに侵され、余命宣告を受けてから、飯島が執筆した処女小説「天国で君に逢えたら」と闘病の様子をつづったエッセー「ガンに生かされて」。映画では、世界を転戦する飯島を応援し、発病後は、子供たちと献身的な介護に当たる寛子との夫婦愛を中心に描く。 05年2月、TVの2時間番組で夏樹さんのこと... 続きを読む

受信: 2007/05/07 2:31:56

» あたしがほんとにしたぃこと。 [生きてこそ...から]
臨床心理科で勉強して、いったぃあたしは何をしたぃんだろぅ? 最近特に考える... 何になりたぃかではなぃ。 何をしたぃのか。 飯島夏樹さんといぅ方を知っていますか? [http://natsuki.air-nifty.com/natsuki// 飯島夏樹公認ブログ] 世界で活躍していたプロサーファー そして『ガンに生かされて』『天国で君に逢えたら』の著者。 『天国で君に逢えたら』中に出てくるガンセンターの中にある手紙代筆屋「Heav..... 続きを読む

受信: 2007/05/29 16:55:13

» llyodstsb carinsurance [llyodstsb carinsuranceから]
barrier skillful vent Malibu gouged 続きを読む

受信: 2007/09/14 15:26:24

コメント

寛子ちゃんご無沙汰してます。Life~公開初日に観に行きました。この20年間の自分が恥ずかしくなりました。新潟の海の近くで、女房、娘二人とただ漫然と日常を送っています。海に憧れ、ウインドに憧れ、もう一度あのころへ・・なんて、何の行動も起こさず、海を眺めています。
夏樹さんに出会えて本当によかったね。
これからも、お幸せに!   
             ホットスタッフ№2 TETSUYA

投稿者: てつや (2007/09/11 23:23:04)

寛子ちゃんご無沙汰してます。Life~公開初日に観に行きました。映画をみたら、この20年間の自分が恥ずかしくなりました。今、新潟の海の近くに住み、女房、娘二人とただ漫然と日常を送っています。海に憧れ、ウインドに憧れ、もう一度あのころへ・・なんて、何の行動も起こさず、海を眺めています。
夏樹さんに出会えて本当によかったね。
これからも、お幸せに!   
             ホットスタッフ№2 TETSUYA

投稿者: TETSUYA (2007/09/11 23:17:16)

胸の奥の方で、とても良いブローが、吹いてきて、涙が、出ました。夏樹さんと寛子さん出会えて良かったね。一緒に、過ごされた時間は、短かったけど、「さよなら」じゃなくて「またね」だよねって思えました。私は、今年で、39歳となりました。喘息で、この命もうダメかな?なんて思ったこともあったけど、今を生きてます。生きている大切な時間私も、もう一本
もう一本と思って、自然に、逆らわず楽しく生きていけるよう
がんばります。
この映画に、出会えて良かったです。
ありがとう。

投稿者: kazuhiro (2007/08/27 19:26:28)

今日は!又書かせて戴きます。
来月末の息子のWeddingが
あります。長男の時はHawaiiで
挙式しました。あの美しいHawaiiに
住んでいらっしゃる飯島さんFamilyに
いつも思いを馳せて居ます。パパはいつでも
一緒ですね。先日ちょっと寂しい事が
ありました。Mixiを息子に招待して
もらってブログを書いたり読んだりしていたのですが
彼がそれに窮屈になってきたのです。余りにも
心の中が丸見えで思った事が書けなくなったのです。
私もこのままでは息子の魂の自由がなくなるのではと
心配していたので、脱会しました。ちょっと寂しい母でした。
でもお互いに心の自由は尊重しなければいけませんから
仕方ありませんね!!

投稿者: snoopy (2007/05/09 14:51:18)

こんにちは。はじめて、飯島さんの公認ブログ拝見させて頂きました。。
飯島さんが、伝えたいこと・・・この映画を通して、きっと皆に伝える事が出来ると思います。
当時の飯島さんの気持ちを考えるだけで、なんとも言葉がありません。。自分も常日頃から思っている事なんですけど、世の中には「話さなくても伝えられるもの」があると信じています。

投稿者: しゅう (2007/05/08 20:44:11)

夏樹さんの人生の映画化、おめでとうございます。
公開を心待ちにしています。

投稿者: iwa (2007/05/08 0:47:38)

お久しぶりです。関連記事を書きましたのでTBさせて頂きますね!

まずは映画ロードショー公開おめでとうございます!遺灰を海に撒くシーンは自分も心動かされるものがありました。7年前23才の時、高校の友達を病気で亡くしました。時が経ち今さらに存在が近くに感じれるような気がしています。

投稿者: しんた (2007/05/07 2:41:00)

こんばんわ^^。はじめまして。
一昨年、飯島さんのお姿をテレビで拝見させていただきました時は、涙止まりませんでした。
癌と宣告されている姿にはとてもじゃないですが見えませんでした。
屈託のない笑顔でお子様とあそんでいる姿、寛子様とのなにげない愛情溢れるやりとり、浜辺にたたずんでいる姿は、たくましく海の男の人という感じで健康な方そのものでした。
飯島さんは「有機体」としては「生」を全うされたと思います。が、しかし、「本」という形、また、この度の「映画」という形で、生きていらっしゃいます。それは、永遠の命をもってると思います。
私も飯島さんとは違う形の病気で現在戦っています。
何のご縁かはわかりませんが、私、この秋に本、出版する事となりました。
この本には飯島さんの勇気も頂いています。
ありがとうございました。
 

投稿者: みんこ (2007/05/06 21:15:16)

はじめまして
夏樹さんをTV番組で拝見し 本を読んで・・悲しい知らせを
ブログで 確認してから、その後は皆さんお元気なのかな~
とひそかに思っていたところに映画の話を知り、ブログが
続投されていたことを知りなんだか とてもうれしくなりました・・寛子さんこれからも楽しみにしてます!
私の主人もウィンドに日々励んでます、4歳6歳の娘達はパパ
と海に行くと風が強くて砂遊びができない!!とぷりぷりしてます。海の上の主人を見ながらこの海もつながってる、そう思えました、がんばって生きていきます

投稿者: ちいちい (2007/05/01 0:11:52)

はじめまして。

先日、映画館で「Life 天国で君に逢えたら」の予告をみました。私もウィンドサーフィンをやっていたので、飯島さんのお名前は知っていましたが、このブログを拝見したのは初めてです。

私は同級生を数年前に事故で失いました。未だに彼がいなくなってしまったということが信じられません。街のどこかで、偶然出会うことがあるかもしれない・・・そう思ってしまいます。
でも、やっぱりいなくなってしまったという現実は変わらなく、それでもどこかで私たちを見守っていてくれるのでしょうか。。。そう思えたら、少し前進できそうな気がします。

ありがとうございます。

投稿者: りんご (2007/04/26 17:24:48)

夏樹君のウインドシーンの撮影が本格的にマウイで始まりましたね。多数の往年のプロや現役のプロがレースシーンに出演したりしていかに生前親しまれたかがわかりました。僕もウインドを始めたきっかけが98年のサムタイムの御前崎で飯島君(年下ですが)にやろうよ!と声をかけられたのがきっかけでマリンスポーツ好きになった今があるのです。また毎年仕事やプライベートでグアムやマウイに行く時は必ず会いに来たよーって海に感謝しているんですよー。何かどこかで見守ってくれているような感じがしてならないのです。早く公開が楽しみですね。

投稿者: aloha-style (2007/04/26 0:22:09)

はじめまして。

ほかの方の書き込みにもありましたが、僕も先日、埼玉のFM・NACK5の『NACK AFTER 5』という番組で、パーソナリティのケイザブローさんが、飯島さんの話をされているのを聴きました。飯島さんとも、親交があったようですね。僕もいま、がんとの闘病生活を送っています。飯島さんの病状に比べたら、僕は足元にも及びませんが、抗がん剤の治療を続けていて、猛烈な吐き気などの、強い副作用も経験してきました。いまは、体調のよいときは、自宅へ帰ってくることもできます。

先日も帰ってきたときに、本屋さんへ出かけ、飯島さんの3冊の著書を買いました。『ガンに生かされて』の表紙を見たとき、この本を見かけたのは、初めてじゃないことに気付きました。本を手に取ったそのときはたしか、「こんなに若い人が、ガンで亡くなってしまうんだ・・・」と驚いたのを覚えています。そして去年、僕は35歳で精巣に腫瘍ができ、その後リンパ等に転移が見つかり、いまの闘病生活に至っています。僕も飯島さんと同じくらいの歳で、ガンを発症しました。

いま『ガンに生かされて』を読んでいますが、文章すべてが、僕に響いてくるような気がしています。これからは、こちらのブログも、読まさせていただこうと思っています。

投稿者: ken-1 (2007/04/24 13:34:48)

私の父は、飯島夏樹さんと似たような病気で三年前に亡くなりました。そんな時ドキュメンタリー番組で飯島夏樹さんのテレビを見てすぐに本を買いに行きました。私ゎその本に助けてもらいました。そして去年、大嫌いな読書感想文で『ガンにいかされて』の本について書いたところ、校内で賞をもらいました。ヤッパリこの本はスゴい!!飯島夏樹さんはスゴい!!と実感しました。飯島家の皆さんはスゴい家族だと思います。これカラも応援してます。映画化おめでとうございます(☆∀☆)

投稿者: うた♪ (2007/04/22 11:29:34)

「へぇ~ゴロウも言ってくれるじゃない」とパパが話しかけそうな会話ですね。子供が成長しても、そういう気持ちでいてくれるって嬉しいですね。
先日テレビで、映画の主題歌が桑田さんと聞いて同じ青春時代過ごした私は感激してしまいました~。私もサザン大好きです。今もコンサート行ってます!


 

投稿者: メロン (2007/04/20 18:55:34)

今日映画になることを知りました
必ず見に行きます
本も読みました、そして海が大好きになりました

投稿者: keiko (2007/04/20 0:09:42)

はじめまして。
初めて夏樹さんの本(天国で君に逢えたら)を書店で見つけてから二年。
三冊とも読ませていただきました。

ブログも拝見しているだけでしたが
今日
埼玉のNACK5と言うFMラジオのパーソナリティーの方が
飯島夏樹さんの話をしていました。
その方もプロウインドサーフィンをしていたそうで、マウイを拠点に世界を駆け巡っていたそうです。
映画化決定を本当に喜んでいましたよ。
もちろん僕も公開されたら見にいきます。
名前はケイザブローさんと言う方です。

またブログそ見にきます。

投稿者: こうじ (2007/04/19 21:15:21)

映画の主題歌にサザンの桑田さんが決定しましたネ!
映画も益々楽しみになってきました♪

投稿者: mei (2007/04/19 15:59:05)

素敵な親子の会話だと思いました。
悲しむだけでなく思い出してもらえるパパ、うれしいでしょうね。

勝手にハワイの青い空、さわやかな空気を思い出しながら想像してしまいました。

投稿者: みき (2007/04/19 13:48:56)

2回目のコメントです。息子が幼稚園に行っている時間がわたしの時間♪息子はアスペルガーという病気みたいです。親子で格闘してます(社会と)ハワイだとなんだかのんびりすごせそうな感じがするのはわたしだけかしら??どうでしょうか?夫は大好きなウインドサーフィンもそんなでなかなかできません。映画も見てない・・・で夫を今デートに誘いました(メールで。忙しくてなかなか会えないので)内容は「夏樹さんの映画を息子を預けて見に行かない?デートしよう!」です。預け先はこれから考えます。。。夏樹さんはわたしに大きなプレゼントを届けてくれたな~。飯島家の話をするとき夫は夏樹さんより、わたしは寛子さんの立場で話をしている気がします。私、育児疲れでパニック障害ですが映画にいきたいと思ってます!寛子さんやお子さんたちとなんだかPCを通じてお友達になった気分です。長くなりましたが息子は悩みがあると「海が見たい」といいます。遺伝子すごい!!またメールします。飯島家の皆様もハッピーにお過ごし下さい!!

投稿者: AKKO (2007/04/19 12:05:06)

朝、なにげにこの日記のぞいたら、不覚にも涙が出そうになりました。悲しい涙ではない、爽やかな涙・・・。思い出に浸る涙。ホント頭で思い出せば、夏樹さんはすぐそこにいるみたい。箱根のガラスの森はついこの間みたい。海からニコニコとした笑顔で歩いてくるみたい。・・・・それはそうと子どもたちはどんどん大きくなっちゃうね。時間が経ってもパパの存在感は変らないね。それでは映画楽しみにしています。

投稿者: こみやん (2007/04/19 11:40:52)

親子の素敵な会話。飯島パパも天国でその会話聞いてるね。映画もクランクインしてる様子もみているね。

投稿者: Rie (2007/04/17 11:25:48)

すごいなぁ…なかなか出来そうで出来ない会話ですよね。
お子様たちも姿は目に見えないけど、お父さんの姿をちゃんと身近に感じているんですね。素敵ですね(#⌒ ⌒#)
「…パパはフランスとかにいたりして!」のゴロウくんの言葉を天国の夏樹さんはニコニコしながら聞いてるんでしょうね、きっと。

投稿者: vavi (2007/04/16 12:23:39)

親が亡くなった悲しさ、寂しさを感じながらも、今こうして自分達の生活は続いている。。時には、笑いながら、悩みながらも。。そして、自分達がいつか亡くなった後も、子供達は又こうして彼らたちの生活を精一杯に生きていくんだなぁ~と
ふと、空を見上げながら感じるひとときがあります。

だから、今、生きている毎日を精一杯、思いっきり、活きていくことが、幸せなのだと感じます。。

ハワイは、いつでも、夏樹さんを感じられるすばらしい
環境ですね。。。

投稿者: sakura (2007/04/16 8:27:37)

初めまして。
「ガンに生かされて」を2日前に手に取り、先程読み終わりました。
その後の皆さんの様子が気になり、Googleで検索していたら、このサイトを見つけました。
夏樹さん本当に格好いい父親ですね。
実は僕も昔から対人恐怖症で、人とうまく接することが出来ないんですが、夏樹さんも、そういう部分があったと本文に記されていたので、ちょっと勇気づけられました。
僕は今、音楽の道に進んでいます。
自分で作詞作曲をして、日々、一人前のシンガーソングライターを目指して頑張ってます。
これから大黒摩季さんみたいに、夏樹さんに曲を書いたりさせていただきたいと思ってます。
これからもこのサイトちょくちょく拝見させていただきます。
では乱文失礼いたしました

投稿者: ゆう (2007/04/16 4:40:39)

     どこかにいそうな気がする  
という気持ち父がなくなって三十年近くたって自分が父の年に近くなっても思う事があります。
父親はず~っと子供達の心では生き続けているんですね。

投稿者: Miyuki (2007/04/15 23:42:42)

あたたかい会話ですね。
子供達がこの気持ちを忘れずに成長してくれるといいですね。

投稿者: しゅう (2007/04/15 12:06:12)

夏樹さんは、子供達の心の中で、ずーーっと生きていきますね。サンセットの向こうに夏樹さんの笑顔が浮かんでくるようです。海を見ながら、4人の子供達とパパの事を語り合う。。
そんな日も来るでしょうね。。

投稿者: ひかり (2007/04/14 16:53:08)

なんか、素敵な会話ですね。

一緒にパパの生き抜く姿を見届けることが出来たから、
そう思えるのでしょうね...
寿命は、私たちの力では変えられないものでも、
いかに生き抜くか...すごくエネルギーの要ることですけどね。

今でも、たまに夏樹さんのドキュメンタリー番組をみますよ。そして”生かされてる人生、生き抜くことを楽しまなきゃ!”って思います。


投稿者: emi (2007/04/14 9:37:41)

亡くなっても、その人と触れ合った確かな時間、感情は、ふとした瞬間に人の心によみがえる、確かに息づいている。それは永遠に残り、今を生きる私たちを勇気づけてくれる。そんなことを感じます。北村薫さんのひとがた流しという本をこの間読み、改めてそう思いました。
息子さん、確かに感じてるんですね。

投稿者: やこ (2007/04/13 17:32:28)

まさに“魂”がそこにあるって感じですね
本当にステキなご家族!
きっと私も、おばーちゃんになっても飯島さんを覚えていると思います。

投稿者: えみ (2007/04/13 16:32:39)

パパって、子供にとっては偉大なんですよね。
ずっと、心の中に偉大なパパが生き続けて行くんでしょうね。
ほろっとする話ですね。

投稿者: miguiwa (2007/04/13 14:34:03)

夏樹さんはいつも天国から見守っていてくださるから、いつも一緒ですね。
優しくてかっこいい素敵なパパ。
このブログにくると、いつも夏樹さんの優しい笑顔が見れて嬉しいです。

投稿者: sachi (2007/04/13 14:01:58)

コメントを書く


※メールアドレスは外部には公開されません




shim shim shim
Copyright (C) 2005 Sunny Side Up.inc. All Rights Reserved.