ハワイアンジュエリー

昨年なくしてしまった結婚指輪が、40歳の誕生日に大変身して戻ってきた。
映画「Life天国で君に逢えたら」の劇中に登場したハワイアンジュエリーのオフィシャルリングが届いたのだ。
送り主は、私の高校時代の親友と映画関係の女性スタッフで、そのハワイアンジュエリーのお店のご好意もあった。 
実は、映画のオフィシャルHPを時々見ては気になっていた。
劇中で使われたハワイアンジュエリーが売っているなんて、凄いなあ、いいなあと心動かされたものの、贅沢だしちょっとためらっていた。
だから、箱を空けた瞬間、「こんなことがあるなんて……」と涙、涙だった。
大切な人を想う気持ちをいつまでも忘れない――。そんな願いを込めた愛の証のリング、ハワイアンジュエリー。
私にはピンクゴールドのネックレスを、そして子供たちにはイニシャルとウィンドサーフィンが刻まれたオリジナルネックレスをいただいた。
小夏は勿論のこと、お洒落に目覚め始めたヒロゴロも、お兄ちゃんの真似をするタマキも学校にしていったから驚いた。
本当にありがとう。

Ring

飯島寛子

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シューっとわかった

ある土曜日の午後、皆で買い物行こうかという話になっていた。
でも、ちょっとベッドの上でゴロゴロ。
「ママ~いつ行くの?」とヒロ。
「もうちょっと待って……」。
しばらくお休みした後、起き上がってみる。
「あー、ママがそろそろ行こうっか~って言うよ!」とゴロウ。
「そう、その通りだよ! ゴロウ、よくわかったね?」

ある時は、子供達の話を聞いて、私が「ん~??」って顔していたら、
「ママ、ちょっと怒ってる!」とゴロウは言う。
これまた、よくわかるもんだ。
よくママの事を見ているなあと感心する。

また、ある朝は、S子姉さんから「鳥のクウちゃんがいなくなった。悲しいから、祈ってて~」と電話が入った。学校から帰って来たヒロゴロに「クウちゃん行方不明」の話をすると、二人とも心配そうな顔をしてしまった。
実は、日本への帰国の間我が家の鳥を預かってもらい、そのまましばらく預けたままだったので、クウちゃんが慣れない仲間との暮らしのストレスで逃げてしまったのかと思ってしまったらしい。
その日の夕方、私の携帯電話が鳴った。
それにいち早く気づいたゴロウが「きっとS子姉さんからだ。鳥が見つかったのかもしれない!」と言う。電話に出てみると、ゴロウの言っていた通り、相手はS子姉さん。なんと、鳥が見つかったと言う。S子姉さんのご主人が、クウちゃんがすだれに止まっていたのに気づかず、一緒に巻いてしまっていたらしい……。まあ、無事で良かった。

ゴロウに聞いてみた。
「ゴロウ、どうしてわかったの?」
「なんか、シューっとわかった!」とゴロウ。
親バカかもしれないが、ゴロウの観察力と直感はなかなか鋭い。

飯島寛子

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コナツ

我が家の長女コナツは、プチ思春期。といっても険悪な仲ではない。
ただ、“コナツ・ワールド”に入って、自分の時間を楽しんでいる毎日だ。
その自分の時間は、親は立ち入り禁止。
人格の成長期なのか……。
コナツという名前の猫を飼っている友人とコナツの話をする。
「そういえば、コナツって猫っぽい」
ふとそう思った。
32階の眺めのいい部屋から、外を見下ろす。
そして、聞き耳を立てて、私が、あるコンピュターのサイトで大うけして大爆笑していたら、いきなり「何? 何?」と言ってささっと寄ってくる。
時には、音も立てずに、さーさーと通り過ぎて、いきなりキッチンに現れたりもするから、びっくり。
そして、立ち入り禁止に足を踏み入れようとすると、シャーッとあっちいけってする。
昔飼っていた猫のパオちゃんのように、しらーんぷりしているけど、ちゃんと家族の話は聞いているコナツ。
いつも家にいるし、犬みたいにポイポイと尻尾ふってついて行ったりしないし。

コナツを観察していると面白い。
そんなクールなコナツからの電話があった。あら珍しい。
「ママのカメラどこ?コナツのカメラが調子悪いから」
私は、ヒロ・ゴロ・タマキを連れて、家のコンドミニアムのプールサイドにいた。
「今、私が持っているけど……」
「だって、夕日がきれいだったから撮りたかった」とコナツ。
うーん、じゃーちょっと低い位置だけど、と、プールサイドからホノルル空港側をパシッと1枚撮っておいた。

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飯島寛子


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