お尻ペンペン
コナツの歯の矯正のCheak upのアポイントメントがあり、タマキも連れて歯医者に行った。
待合室で、うたた寝をしている私の横で、宿題のための本読みをするタマキ。
アラモアナビーチが見えるこのビルから、タマキがビーチに行きたいとせがむ。
コナツに「たまには付き合ってくれない?」と言うと、
最近ちょっと思春期のトンネルを抜けかけたコナツが承諾してくれた。
Kewalo Basinに近いアラモアナビーチ。
先日もこの場所で、タマキがしつこく蟹とりにチャレンジしていた。
その時になかなか捕まえられなかったことをコナツに言うと、ささっとビーチへ行って、
ものの数分で蟹を捕まえてきてくれた。
蟹探しに夢中になっているコナツとタマキの前にはビーチバレーで盛り上がっている人、
沖にはサーフィンやカヌー、そしてその向こうにサンセット。
仕事帰りにサーフボードを持ってくる人の姿を見て、ハワイだなーとしみじみ思う。
マノアからの風が冷たくて、車の中から2人を見ていた。微笑ましい。
そろそろ帰ろうかと声かけると、引き際の難しいタマキが駄々をこねだし、
久しぶりに悪い子になり、言うことを聞かなくなった。
砂のついたクロックスを洗って来なかったりして、タマキに手を焼く私。
最後にタマキが車を蹴飛ばしたので、もう私はカチン!ときてしまい、
家に帰ったらお尻ペンペン!決定。
あんまり大声出していたので、周りの人に注目されてしまった……。
幼児虐待に見られてしまったかな?
さてさて、帰宅し、「お尻を出しなさい。すぐに出さないと2発になります」と言うと、
可愛いお尻を向けてくる。
ピシャー(あたたたー、私の手の平も痛い)。
コナツやヒロゴロが、「車を蹴ったのは悪いね」と口々に言う。
コナツが、「タマキ~、もしパパがいたら、もっと痛いよ。ママで良かったよ!」
「そうだよ、パパのは痛い」とヒロゴロも賛同した。
皆パパにお尻叩かれていたぬくもり覚えているんだぁ。
なんだか嬉しい。
そんなことで感動する私だったが、
タマキは、パパにちょっと叩かれてみたそうな表情だった。
飯島寛子
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