レインボー学園卒園式
3月15日、カイムキ高校のオーディトリアムでハワイ日本人学校の幼稚部の卒園式があった。タマキが毎週土曜日に通う日本語の幼稚園だが、日本式の卒園式に感動!
お花はレイで、キャンディーレイなどもあるなど、そこはハワイ式だが、4人の子供がいる私でも初めての経験だった。
国歌斉唱も日米両国歌、そして私の大好きなレインボー学園の校歌。
これを聴くとなぜが涙ぐむ。
「虹の島ハワイ レインボーレインボー♪ 日本にとどけ この歌声♪」
「空(てん)まで届いているよね」と想いながら、熱いものがこみ上げる。
三脚立ててしっかりビデオを撮ってあげた。
「イイジマタマキくん」
「はーい」
とちょっと緊張して照れくさそうに歩くタマキは、卒園証書を校長先生から受け取った。
大きくなったなぁ。
「ママ、感動して涙うるうるしたよ」とタマキに言うと、タマキも「僕も泣いたよ!」と。
「本当? なんで?」
「だって、校長先生のお話が……」
「感動したの?」
「うん」
これから、この日本人学校の小学部に入学して何年通えるのだろうか。
現地の学校と土曜日だけの補習校との両立は、親も子供も並大抵の努力じゃすまない。
だからこそ、迎える卒業式は、親も子も頑張ってよかったと思える最高の一日になる。
長女のコナツはグアム時代に日本人学校補習授業校(土曜日だけ)に小学1年と2年、
そして、日本の小学校に3年と4年の1学期に通った。双子のヒロゴロは、日本の小学校1年と2年の1学期のみ。
3年半前にハワイに引っ越してきてからは、パパの看護とすっかり忘れてしまった英語圏の生活復帰に必死だった。気づいたら、コナツ、ヒロゴロの日本語学習がおろそかになっていたのと、日本語学校に入るタイミングを逃してしまった。
年齢的な問題で日本語を一番忘れてしまいそうなタマキは、レインボー学園に行ってもらうことにした。土曜日に一人だけ通うのがとても難しく、「ヒロゴロは行かないのにずるい!」と、毎週大変だった。時には皆と楽しいところへ行くためにお休みすることもあったが、「タマキはラッキーなんだよ!」と励ましながら、なんとか卒園までできた。
続けていて良かった。
細くてもいいから長く行きたいものだ。
上の子3人は日本領事館から日本の教科書を頂き、思い出しては教科書を読んだり、漢字を書かせたりしているが、これがなかなか続かなくて、教科書が新品のままのものもある。
一方、アメリカの教科書は、とても分厚くて重い。そして、日本のように教科書が一人一人にある訳でなく、学校に置きっぱなしで学校で使う。その状態で何年も順番に使う。
日本は、毎年一人に1冊ずつ新しい教科書を頂けて、なんて恵まれているのだろう。
親になった今、改めて日本の教科書を読むと、良く出来ているなあと感心してしまう。
ところで、我が家の4人の子供達は、状況も性格も個性も違うし、皆同じようにはいかない。
皆が違いを認め合って、お互いを励ましあい、助け合い、補えあえばいいと思う。
色々な役割の人がいるのだから。
それぞれが、自分の器で満足できればいいと思う
飯島寛子
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