アメリカン?
フラッグフットボールの帰り道。ヒロゴロと一緒に、H-1ハイウェイを西方向へドライブした。
言葉を覚えた頃から車好きで、「タイヤータイヤー」と言い、近所の人に“タイヤの兄ちゃん”と言われていただけあって、車中、車の話ばかり。
「おおー、カッコいいー。早く早く写真撮ろう! あのバギー」と大盛り上がり。
助手席に座っていたヒロがいきなり窓を開け、「Nice Car !!!」と大きな声で力強く叫んだ。
もう、びっくり。
日本にはない感覚に、思わず「アメリカン~」と言いながら、笑ってしまった。
「ブラボー ヒロ! びっくりしたよ。でも誉めることだからいいね」と私。
ゴロウは、「ヒロは、いつもバカみないなことする!」とバカにする。
「それはおかしい事?」とヒロが返した。
一緒にいると本当に面白いヒロゴロは、ハワイの環境に触れているんだな~。
でも先日、そんなヒロを傷つけてしまった。
悪い言葉を使うので頭に来て、その言葉を使わないように、それだけ注意すればいいのに……。
「そんなF-ward (悪い言葉)を何度も使うようなら、ママにも考えがある。
ママの手におえなくなったら○×▲■・・・!」と子供を脅かすようなことを言ってしまった。
まさに怒りからくるもので、後から「しまった」と反省。
「でも、ママはヒロを愛しているからね。■×▲・・・」と弁明が始まる。
でも、それはNG。結局一呼吸おいて、私も鎮まってやっと謝れた。
「さっきは、ヒロを傷つけてごめんね。でも、F-wardは、ママは聞きたくないし、
学校でそういう言葉を聞いたりするかもしれないけど、使ったらダメよ!
ママは、その言葉が嫌いだから……。でも、ヒロのことは大好きだからね」
そうしたらヒロが、「そうだよ。ママ、ヒロのこと傷つけた。でも、わかったよ。
今度その言葉使ったらママのこと思い出すからね」と心が通い合った。
異文化の中、プチ思春期の子育てに、笑いあり、怒りあり、鍛えられる今日この頃だ。
飯島寛子
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